遺伝は諦めるしかない? 脱毛症の遺伝について

薄毛に悩む男性の多くが、「壮年性脱毛症」に当てはまります。
壮年性脱毛症とは、遺伝などの要因を含む薄毛や抜け毛のことです。

男性型脱毛症(AGA)と呼ばれることもあり、20代以降の男性に多く見られる症状で、家系に薄毛の人がいる場合、遺伝によって脱毛症になりやすいことがわかっています。

厳密に言うと若はげが遺伝するのではなく「脱毛症になりやすい体質」が遺伝する可能性が高いということです。

男性ホルモンが脱毛ホルモン「DHT」に変換されることで男性型脱毛症が進行していきます。
男性ホルモンの受容体(レセプター)の感受性によって、抜け毛の度合いが変わってきます。また受容体の感受性が高いと脱毛症を招きやすいと言われています。

男性型脱毛症は、症状が現れる前に、何かの前触れがあるとされています。
例えばフケが大量に出る、抜け毛やかゆみが妙に増えるなどの予兆があります。

脱毛症になる髪質の傾向は、極端な剛毛であったり、ネコ毛で髪の毛が細い人などです。

剛毛なのに脱毛症になる人は、頭皮の皮脂の分泌が多すぎる事や、男性ホルモンの過剰分泌などが、要因として考えられ反対にネコ毛で髪質が細い人が脱毛症となる場合、頭皮そのものの血行が良くないことや、弱かったりすることが要因となることが多いとされています。

症状としては、年齢の経過と共に額の生え際や頭頂部の髪が細くなったりして、次第に薄毛が目立つようになり、いずれにしても遺伝的な要素が強く、脱毛症になりやすい体質を受け継ぐ要因となるのです。

脱毛症になりやすい体質は、母方、父方は関係なく両親から優性遺伝します。
父、あるいは母方に男性型脱毛症の人がいるのであれば遺伝していることがあります。

では遺伝性の脱毛症が考えられる場合、諦めるしかないのでしょうか。
受容体の感受性は、遺伝子の関係で、母親から受け継ぐとされています。

しかし親が男性型脱毛症だからといって、必ずしも遺伝するとは限りません。あくまでも遺伝的な可能性が高まるというだけです。もちろん逆の場合も考えられます。

親が男性型脱毛症でなくても、脱毛症になりやすい遺伝子を持っている場合もあるのです。

脱毛症が遺伝によるものであっても、そうでなくても基本的な対処法に変わりはありません。規則正しく健康的な生活習慣を送ることが、症状の進行を抑制するとされています。

遺伝性の脱毛症はゆっくりと時間をかけて症状が進行します。そのため対策も、一時的なものでは意味がありません。

じっくり計画的に対策を行いましょう。

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